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2004年12月21日

ASPにおけるニーズ分析とシステム開発

【システム開発におけるユーザーニーズは絶対か?】
http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/cinvest/opinion/qa/qa16.html

上記の記事は通常の企業での情報化戦略についての記事のようですが、「ユーザーニーズ」という部分についてちょっと前職での話を思い出しました。

現職も、前職もいわゆる ASP という形式でサービスを提供する仕事をしているのですが、どのサービスも競合ひしめく中で他社へのアドバンテージとして、斬新な機能の提供や安定した稼動実績を出し続けていくことが求められます。

さて、その斬新な機能、新機能、機能アップなどの部分にユーザーニーズが関わってくるわけですが、このニーズ分析が正確に行われないと、企業としても無駄なコストをかぶることになりますし、人的リソースも無駄に使われることになります。

前職はあるサービスで業界 No.1 に近い地位を得ていた訳なのですが、営業サイドと開発サイドでなあなあな関係を続けていて、開発サイドはリソース不足を理由に「手をつけられない」と言い訳し、営業サイドもそれに同調してしまい開発が滞ってしまうといった状態でした。
♯ 言い訳ではありませんが、僕はその間キチンと実績をだしていたつもりです。

当然その間に競合は僕の所属していた企業に追いつこうとリリースを頻繁に行い、みながのほほんとしている間に本当に追いつかれてしまいました。

機能開発に際しても、本当にユーザ側からのニーズかどうかの分析もせず、営業のカンに頼り「コレがあれば売れる、逆に無いと売れないから困る」といった泣き落としにも似た要求で開発ラインに乗せていました。
「売れる」「売れない」の基準が ASP の機能部分について占めるウエイトが高いのも理解できます、が、その前に営業戦略の見直しも必要だったのでは無いかと常々考えて提案しましたが、結局営業戦略として出されたのは「まず機能ありき」という事でした。

話がずれましたが、営業の「クレクレタコラ」的要求を呑み続けた結果、ユーザとしては使いづらく、難解なものが出来上がり、結局営業(会社)のオナニー自己満足で終わってしまう機能が多々ありました。
営業サイドも開発ラインに乗る前は強く要求していたのに、出来上がってしまったら興味がなくなったのか色々な言い訳をして結局その機能を積極的に売り文句にすると言うことがありませんでした。
大きな会社で、人的リソースも十分にある、そういった企業なら次から次へと思いついた機能を実装し、その中から一つでも当たればいいでしょう。
しかし、開発者が 2 人しかいない環境で、如何に市場の興味を引く機能を提供するかを考えた時に、「売れるもの」「ユーザが要求するもの」を本気で分析して、開発に対するコストに見合っただけの売りが立つというという検討を行わなければならないのではないでしょうか?

機能を作り上げた結果、使われない、興味を持たれない、では開発者の仕事に対する達成感は得られません。
こういったサイクルを繰り返すなか僕のモチベーションは下がる一方で、転職を決意したんですけどね。
# ま、それ以外にも理由はたくさんあるけど。

生き残りの激しいベンチャーでは少ないリソースで、奇抜なアイデアを出し、早いサイクルで開発とリリースを行わなければなりません。
その為にキチンとニーズ分析を行わなければ、その後の無駄な言い争いが増え、開発にかかったコストが泡と消えるだけです。
同じサイクルを繰り返してるベンチャーがたくさんあるんだろうな~

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投稿者 sug : 2004年12月21日 12:27
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